リフォームのトラブルを回避するためには、予防方法を知ることが近道です。ここでは、5つの予防方法を紹介します。
1:施行前に費用を全額前払いしない
リフォーム工事が始まっていない時期や、契約段階で費用の全額を要求されるケースがあります。このような場合は、悪徳業者である可能性があるため、慎重に支払いを検討しましょう。一般的には、大規模リフォームでも、着手金は費用の半分です。小規模リフォームであれば、後払いの業者も少なくありません。このこと参考に、リフォーム完了後の検査が終わってから支払うことを伝え、全額前払を回避しましょう。
2:綿密に打ち合わせして認識のズレを防ぐ
リフォーム業者と施主の認識のズレは、大きなトラブルの原因です。例えば、施主が「和モダン」イメージしていたのに、完成したのは「北欧風」だったとなれば、施主は納得しません。しかし、リフォーム業者は代金の支払いを要求します。このような状態になるとトラブルになるため、事前の打ち合わせは綿密に行ない、画像や動画を用いて具体的な合意を得るようにしましょう。その際に、リフォーム業者の落ち度によるアフターフォローなどの対応についても、確認することが大切です。
3:打ち合わせの内容を記録する
綿密な打ち合わせを行っても、結果として想定外のリフォームになっているケースもあります。その際にリフォーム業者に、契約不適合責任を果たさせるための、証拠が必要となります。打ち合わせの内容は、その場でメモをとり、日付と相手の名前や名刺を添付して保管しておきましょう。後で、打ち合わせ内容が分かるように記入することがポイントです。建具の品番などもメモに記入し、相手がメモを取っているかどうかも観察して記しておきましょう。
4:契約内容を書面にしてもらう
リフォームのトラブルを防ぐためには、業者に契約内容を書面に記載するように依頼し、打ち合わせ内容が、細部まで記載されているかどうかを確認しましょう。契約書は同じものを2部用意するように指示し、施主とリフォーム業者が互いに確認できるようにすることが大切です。このような契約書を交わすことで、リフォーム業者とのトラブルを未然に防げます。万が一大きなトラブルが発生した場合も、契約書があれば、裁判でどちらに非があるかが明らかになります。
5:業者と一緒に完了検査を行い、サインする
リフォーム工事が完了すれば、完了検査をリフォーム業者と共に行いましょう。両者と共にチェックすることで、不具合があった場合に、いつまでに補修できるかをその場で取り決められます 。
【完了検査】
リフォーム工事の完了検査は、新築物件の完了検査とは意味が異なります。施主とリフォーム業者が工事完了を確認するため「工事完了検査」や「竣工検査」ともいわれ、計画通りに工事が完了したかどうかを確認することをさします。
Part4:良質なリフォーム業者を探すコツへつづく

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